ドイツ10年国債利回り、2.7%をさらに下回る

投資家が最近のインフレ指標と欧州中央銀行(ECB)の政策への影響を見極める中、ドイツ10年国債利回りは2.68%に低下し、11月下旬以来の低水準となった。

ドイツの地域別消費者物価指数(CPI)は2月に物価上昇圧力の緩和を示唆した一方、フランスのEU調和指数(HICP)は1月の0.4%から1.1%に上昇し、市場予想の0.7%を上回った。スペインのHICPは2.5%上昇し、1月の2.4%と市場予想の2.3%を上回った。

現在、短期金融市場はECBが12月までに利下げを行う確率をわずか30%と織り込んでいる。

クリスティーヌ・ラガルドECB総裁は木曜日、欧州議会で演説し、総合インフレ率は中期的に目標の2%に近づくと予想され、消費者心理の鍵となる食品インフレ率は年後半に2%をわずかに上回ると予測されていると述べた。

また、ECBは為替動向を注視するものの、外国為替市場への直接介入は計画していないことを強調した。