イタリア10年国債BTP利回りは3.3%で推移し、2024年12月以来の低水準に迫った。これは、投資家が最近のインフレ指標とそれが欧州中央銀行(ECB)の政策に及ぼす潜在的な影響を織り込んでいるためだ。
ドイツの2月の地域別消費者物価指数(CPI)は物価上昇圧力の緩和を示し、フランスのEU調和指数(HICP)は1月の0.4%から1.1%に上昇し、予想の0.7%を上回った。スペインのHICPは2.5%上昇し、1月の2.4%と市場予想の2.3%を上回った。
イタリアのインフレ指標は3月3日に発表される予定である。
現在、短期金融市場では、ECBが12月までに利下げを行う確率はわずか30%とみられている。
クリスティーヌ・ラガルドECB総裁は木曜日、欧州議会で演説し、総合インフレ率は中期的に目標の2%に収束すると予想され、消費者心理の鍵となる食品インフレ率は年後半に2%を若干上回ると予測されると述べた。
ラガルド総裁は、ECBは為替動向を注視するものの、外国為替市場への直接介入は計画していないと付け加えた。
